ウイルス対策に有効な窓開け換気方法(冷房時)
 新型コロナウイルスやインフルエンザなど、ウイルスによる感染拡大を予防する方法として換気が推奨されています。前回、学校教室を対象とした計算では、春先の自然換気を想定しましたが、今回は夏場のエアコン使用時を想定し、どのような窓開け方法が室内の冷気を逃がさずに換気できるかを、コンピュータシミュレーションを使って比較してみます。 
 - 対象教室外観 
 - 対象教室 
 - 屋外側 
 - 廊下側 
 - 後ろ側 
窓開けパターンは一般的な自然換気における空気の流れを想定して、教室内が効果的に換気できる方法を試行錯誤していきます。一般的な自然換気では、夏場のように室内より屋外が暑い場合は、窓上部(もしくは高い位置にある窓)から外気が流入し、下部(もしくは低い位置にある窓)から流出します。逆に冬場など室内のほうが温かい場合は、窓上部から流出し、下部から流入というパターンになります。夏場でも日射熱などの影響で外気より室内温度が高い場合は上部から流出というパターンになります。
 - 屋外が暑い場合 
 - 室内が暑い場合 


 - 流速ベクトル 
 - 温度分布 
 - 空気齢分布 


 - 流速ベクトル 
 - 温度分布 
 - 空気齢分布 

 - 流速ベクトル 
 - 温度分布 
 - 空気齢分布 

 - 流速ベクトル 
 - 温度分布 
 - 空気齢分布 
おことわり
 今回の検討はある一定の条件下でのシミュレーション結果になります。異なる条件では違った結果や傾向になる場合があります。また、このシミュレーション結果は実現象の再現を保証するものではありません





















