surfaceMeshExport コマンド

surfaceMeshExportコマンドとは、ケース内にsurfMesh形式で保存されている形状を任意の形式で出力するユーティリティです。

例として、surfaceMeshImportで取り込んだflangeをvtk形式で出力してみます。
以下のコマンドを実行することで、出力することができます。

  $ surfaceMeshExport out.vtk 

上記のコマンドにより、surfMesh形式で保存されていた形状をvtk形式で出力することができます。

コマンドラインオプション

surfaceMeshImportコマンドを実行するには、1つの引数が必要となります。
引数でインポートするファイル名を指定します。

 $ surfaceMeshExport [OPTIONS] <outputFile> 

オプションとしては、以下があります。

-case <dir>:ケースディレクトリを指定します。デフォルトでは現在いるディレクトリです。
-clean:形状をチェック/クリーンアップしてから、取り込みます。
-dict <file>:controlDictファイルを指定します。
-from <coordinateSystem>:ファイルを読み込む際の座標軸を指定します。
-name <name>:出力時の名前を指定します。デフォルトではdefaultになります。
-noFunctionObjects:functionObjects を実行しないようにします。
-scaleIn <factor>:入力時のスケールを指定します。デフォルトは1
-scaleOut <factor>:出力時のスケールを指定します。デフォルトは1
-to <coordinateSystem>:出力時の座標軸を指定します。
-srcDoc:ブラウザを用いてソースコードを表示します。
-doc:ブラウザを用いてドキュメントを表示します。
-help:ヘルプを表示します。

エクスポートできる拡張子は下記のとおりです。

ac / gts / inp / obj / off / ofs / smesh / stl / stlb / tri / vtk / wrl / x3d

※このオプションはOpenFOAM V1612で動作を確認しています。お使いのバージョンによりましては、本ユーティリティならびにオプションが使えない場合がございます。